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ハマっているモノについて徒然語るblog

【C90】鈴宮きりはさん(星屑宝石)|「ラストシーン」「grand finale」「You're My Only Shinin' Star」

twitterだとどうしても1ツイートに纏まらないので、blogで長々と感想を書いていきたくなりまして。
ええ、こういうとき感想を纏めるのが苦手だと辛いですよねぇ。

C90星屑宝石
鈴宮きりはさん(星屑宝石)

==== というわけで、C90で最も楽しみだったサークルさんの一つである『星屑宝石』(鈴宮きりはさん)の三作品の感想を書こうかと。
実はツイッターの方には出していたりするのですが、やはりこれはblogで感想を書かなければ、この本がどんなに素晴らしいかが伝わらないだろうと思ったので、少し長くなりますが徒然と。




  • かなまり本「You're My Only Shinin' Star」

     タイトルは中山美穂さんの同名曲でしょうか。まさにそれと同じようなシチュエーションの、夜の海と星のお話です。
     もう、お試しやお品書きなどを見つつ、更にサンシャイン!! を見ているときのツイートだったりを拝見しながら、まだかまだかと待ち続けていた、まさに待望の本でした。
     夜の海に潜る果南と、それを星空のように例えているのが、おしゃれな感覚でやはり良い雰囲気です。
     海から上がった果南を鞠莉が入念なボディタッチで逢いびきするシーンはなんというか、男ですが「キャー!」となりそうな気分でした。細い線で描かれる生々しいシーンとでも言いますか。
     それでいて、心の中では鞠莉とは違うダイヤがよぎる果南がなんだかもどかしくてもどかしくて。グループの居心地の良さ、大事なものを壊したくない、という果南の心情が自分も共感できて、感情移入度がすごかったです。
     鞠莉にとっても果南の感情は分かり過ぎるくらいわかるでしょうし、だからこそ果南にとって一番であるダイヤは、鞠莉にとっても大切な友人なんだという感情が分かってしまって。。。
     果南にとってダイヤが一番かもしれませんが、鞠莉は「唯一無二の輝かしい星」であるからこそ、暗闇の中でも「大丈夫」なんでしょうね。こういう表現本当に好きです。
     鈴宮さんはこういう葛藤や心の交流が非常に上手な印象で、読むたびに心が締め付けられる気分で、良い百合ですよ、本当に。

     それで、ツイッターでつぶやいていた追加のページかと思いますが、ラストのお話。あぁ、ダイヤさんが愛おしくて仕方がない。ダイヤにとっても二人が大切であるという事が伝わって来るので、もう3年生3人とも愛おしくて仕方がないですよ!  まさに6話があったからこそのダイかなまりですよ! 

  • のぞえり本「ラストシーン」

     この本については、あまり多くを語る事がはばかられるほどの、美しいラストシーンです。
     今までの鈴宮さんが描いてきたのぞえりがあるからこその、とても綺麗で美しい。
     時間が経てば経つほど不安になっていく希を、意図しないプロポーズの言葉で解消していく絵理。そのどちらも愛おしい感情で溢れていて。離れていても必ず再び巡り会える。永遠の恋人であり続ける二人だからこそ、あの美しい再会に繋がっている。
     とても心地よい読後感なのに、なんだか涙が出てきてしまいました。
     もう鈴宮さんののぞえりが読めないのではないか、というくらいに綺麗に終わってしまっているので少し寂しい感じですが。短くても良いので、もっと鈴宮さんののぞえりを読んでいたいです。

  • μ's+のぞえり本「grand finale」(夏限定セット本)

     ファイナルライブが終わった後、少し経ったくらいのμ'sが集まる本。でも、全員は集まることが出来なかった。それでも繋がっている。離れていても、姿が見えなくても。あの歌がみんなをつなげている。素敵だった未来に繋がった夢 夢の未来。
     あとがきでの、卒業生と在校生のお話がとても素敵で。あとがきを読んだ後にまた繰り返し読んでみると、なんだかあの光景を思い出して、涙腺にきますね。


 圧倒的なまでに心を揺さぶられる本で、もっともっと読みたい。この読後感に浸っていたい、と思わせていただける、まさに百合の迷路です。
 伊勢日向、のぞえり、かなまりと私をとても楽しませてくれていますので、お体に気をつけて、これからも素敵なお話を描いていただきたいと思います。